kintone Sample MCP Server
Integrate with kintone data and applications using the Model Context Protocol.
MCP server for kintone サンプル (Unofficial)
これは kintone との連携目的で使用できる Model Context Protocol (MCP) サーバーのサンプルコードです。
この MCP server を使うと Claude Desktop アプリなどの MCPをサポートしているデスクトップアプリ(MCPホスト)から kintoneデータを参照・更新したり、kintoneアプリ自体を作成したりなどすることができます。 LLM がスムーズに kintone を扱えるように工夫しています。
サイボウズより 公式の MCP Server が提供開始されました。 特に理由がなければ公式MCP Serverを使用するのが良いと思います。
mcpbファイル(以前は dxt という拡張子でした)による Claude Desktop アプリ へのインストール手順(推奨)
https://github.com/r3-yamauchi/kintone-mcp-server/releases から最新の unofficial-kintone-mcp-server-8.0.0.mcpb をダウンロードし、 Claude Desktop アプリ の [設定] の [デスクトップアプリ] - [拡張機能] をクリックしてください。
「.MCPBまたは.DXTファイルをここにドラッグしてインストールしてください」と表示されている場合は、 ダウンロードした unofficial-kintone-mcp-server-8.0.0.mcpb をドラッグ・アンド・ドロップしてください。
「.MCPBまたは.DXTファイルをここにドラッグしてインストールしてください」の表示がない場合は「詳細設定」をクリックし、さらに「拡張機能をインストール...」をクリックして、ダウンロードした unofficial-kintone-mcp-server-8.0.0.mcpb を指定してください。
「インストール」をクリックしてください。
接続先の kintone のドメイン, ユーザー名, パスワード を入力して「保存」ボタンをクリックしてください。
「無効」となっているトグルスイッチをクリックして「有効」にし、設定画面を閉じてください。
新規チャット画面を開いてください。 ツールアイコンをクリックすると読み込まれている拡張機能(MCPサーバー)が表示されます。 「unofficial-kintone-mcp-server」が有効になっていれば利用することができます。
「unofficial-kintone-mcp-server」の右側の「>」をクリックすると、使用できるツールが表示されます。 使用したくないツールがある場合は無効化してください。
mcpbファイルを使用しない場合のローカルインストール手順
1. 要件
- Node.js 20 以降
- pnpm または npm
2. ソースコードをダウンロードする
ダウンロード先はどこでも構いませんが、半角英数のみで構成される、あいだにスペースを含まないパスに入れるのが良いと思います。
3. 依存関係をインストールする
pnpm install
または
npm install
4. Claude Desktopアプリの設定ファイルを編集する
claude_desktop_config.json という設定ファイルを探して、以下を参考に、このファイルの "mcpServers" の項に設定を追加してください。
{
"mcpServers": {
"kintone": {
"command": "node",
"env": {
"KINTONE_DOMAIN": "[あなたが使用するサブドメイン].cybozu.com",
"KINTONE_USERNAME": "MCP接続で使用するkintoneユーザー名",
"KINTONE_PASSWORD": "kintoneユーザーのパスワード(平文)"
},
"args": [
"[kintone-mcp-serverを配置したパス]/server.js"
]
}
}
}
5. Claude Desktopアプリを再起動する
claude_desktop_config.json への変更を保存したのち、Claude Desktopアプリを一度終了させて再起動してください。 アプリを終了させたように見えても常駐したまま残っている場合があるため、常駐アイコンを右クリックしてQuitしてください。
使い方
1. 動作確認
まずは Claude に "kintoneアプリ「設定したkintoneユーザーでアクセス出来るアプリ名の一例」のアプリIDを調べて" と尋ねてみてください。 ここで入力するkintoneアプリ名は一言一句正確に指定する必要があります。
2. この MCP server が提供している機能の一覧
各ツールのアノテーション属性については docs/tool-annotations.md を参照してください。
レコード操作
get_record: kintoneアプリの1レコードを取得search_records: kintoneアプリのレコードを検索create_record: kintoneアプリに新しいレコードを作成update_record: kintoneアプリの既存レコードを更新upsert_record: kintoneアプリの重複禁止フィールドを指定してレコードを作成または更新(Upsert操作)add_record_comment: kintoneレコードにコメントを追加update_record_status: kintoneレコードのステータスを更新(プロセス管理)update_record_assignees: kintoneレコードの作業者を更新(プロセス管理)get_record_comments: kintoneレコードのコメントを取得update_record_comment: kintoneレコードの既存コメントを更新
ファイル操作
upload_file: kintoneにファイルをアップロードdownload_file: kintoneからファイルをダウンロード(注意: 現在の実装では1MB以上のファイルは正常にダウンロードできない場合があります)
アプリ情報
get_apps_info: アプリ名(文字列検索)、アプリID(自然数)、アプリコード、スペースIDを組み合わせてkintoneアプリ情報を取得(app_name または app_id は必須)get_form_layout: kintoneアプリのフォームレイアウトを取得get_form_fields: kintoneアプリのフォームフィールド情報を取得(本番環境のみ、プレビュー環境はget_preview_form_fieldsを使用)get_app_actions: kintoneアプリのアプリアクション設定を取得get_app_plugins: kintoneアプリに追加されているプラグインの一覧を取得get_process_management: kintoneアプリのプロセス管理設定を取得get_app_acl: kintoneアプリのアクセス権限を取得get_field_acl: kintoneアプリのフィールドのアクセス権限を取得get_record_acl: 指定したレコードのアクセス権限を取得evaluate_records_acl: 指定した条件でレコードのアクセス権限を評価get_views: kintoneアプリの一覧(ビュー)の設定を取得get_reports: kintoneアプリのグラフ設定を取得get_notifications: kintoneアプリの通知条件設定を取得get_per_record_notifications: kintoneアプリのレコード単位の通知設定を取得get_reminder_notifications: kintoneアプリのリマインダー通知設定を取得
アプリ操作
create_app: kintoneアプリの新規作成add_fields: kintoneアプリへのフィールド追加update_field: 既存のkintoneフィールドの設定を更新update_form_layout: kintoneアプリのフォームレイアウトを変更update_app_settings: アプリの一般設定を変更deploy_app: kintoneアプリの本番運用開始(運用環境へ反映)get_deploy_status: アプリ設定の運用環境への反映状況を確認するmove_app_to_space: kintoneアプリを指定したスペースに移動move_app_from_space: kintoneアプリをスペースに所属させないようにするupdate_app_acl: kintoneアプリのアクセス権限を更新update_field_acl: kintoneアプリのフィールドのアクセス権限を更新update_views: kintoneアプリの一覧(ビュー)の設定を更新update_reports: kintoneアプリのグラフ設定を更新update_notifications: kintoneアプリの通知条件設定を更新update_per_record_notifications: kintoneアプリのレコード単位の通知設定を更新update_reminder_notifications: kintoneアプリのリマインダー通知設定を更新update_process_management: kintoneアプリのプロセス管理設定を更新update_app_actions: kintoneアプリのアクション設定を更新
スペース操作
get_space: スペースの一般情報を取得update_space: スペースの設定を更新update_space_body: スペースの本文を更新get_space_members: スペースメンバーのリストを取得update_space_members: スペースメンバーを更新add_thread: スペースにスレッドを追加update_thread: スレッドを更新add_thread_comment: スレッドにコメントを追加add_guests: ゲストユーザーを追加update_space_guests: スペースのゲストメンバーを更新
ユーザー・グループ情報
get_users: kintoneのユーザー情報を取得get_groups: kintoneのグループ情報を取得get_group_users: 指定したグループに所属するユーザーの一覧を取得
kintone接続情報
get_kintone_domain: kintoneの接続先ドメインを取得get_kintone_username: kintoneへの接続に使用されるユーザー名を取得
その他
この MCP server を使用してどういったことが出来るかブログに書いたので読んでみてください。
また、 Webブラウザー版の Claude や ChatGPT から利用できる OAuth をサポートした リモートMCPサーバー のサンプルコードを 別途 こちら で公開しています。
「kintone」はサイボウズ株式会社の登録商標です。
ここに記載している内容は情報提供を目的としており、個別のサポートはできません。 設定内容についてのご質問やご自身の環境で動作しないといったお問い合わせをいただいても対応はできませんので、ご了承ください。
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